ギャラリー解説

石材

岩手一関紫雲石長方硯

縦17cm、横7.1cm、厚み1.8cm

岩手県一関市で産出される輝緑凝灰岩石で、色調は小豆色を

基本とし、雲状の斑紋や緑色の円形斑点等が入る。一見天然

硯の様であるが、左右の側面が加工されていれば、長方硯と

言ふ可きであろう。

本品は、背面に彫硯家熊谷利夫の號「瑞泉作」の銘が刻されて

いる。


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