ギャラリー解説
石材
岩手一関紫雲石長方硯
岩手県一関市で産出される輝緑凝灰岩石で、色調は小豆色を
基本とし、雲状の斑紋や緑色の円形斑点等が入る。一見天然
硯の様であるが、左右の側面が加工されていれば、長方硯と
言ふ可きであろう。
本品は、背面に彫硯家熊谷利夫の號「瑞泉作」の銘が刻されて
いる。
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