ギャラリー解説

石材

滋賀大津瀬田川黒石等天然硯三點

大(朽木渓谷石)・・縦21cm、横11.2cm、厚さ4cm

中(瀬田川黒石)・・縦16cm、横12.4cm、厚さ2.1cm

小(野洲川紫石)・・縦12cm、横7.1cm、厚さ1.7cm

滋賀の大津市を中心に産出する石で、上段が延暦寺の朽木渓

谷石、下段右が瀬田川黒石、左が野洲川紫石である。本來は、

共に観賞用水石として有名であるが、其れを硯に仕立てたもの

であるが、一応墨は摺れるとは雖も、実際に硯としての使用に

堪える石か否かに就いては、議論を呼ぶであろう。


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