ギャラリー解説

石材

山口古赤間石天然硯

縦21cm、横10.6cm、厚さ2.8cm

山口県の宇部地方で産出する赤褐色の輝緑凝灰岩で、其の赤

間石の原型を活かし、其の断面を硯に仕立てたものである。硯

石としての歴史は六百年以上有り、今では「経済産業大臣指定

伝統的工芸品」と成っている。

本品は、海が三日月に掘られており、三日月硯と言えるが、全

体から見れば天然硯である。


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