ギャラリー解説
石材
河北易県易水石十二支文円硯T
河北易県産出の易水石で作られた硯は、古来易水古硯と称され、紫紅色と緑色とが層にな
ったり、混ざり合ったりした石で、最近は其の特徴を活かして彫刻を施した硯が多い。
本品は、其の色調の違いを利用して、硯面の周囲と蓋に十二支の紋様を刻した、一種の工
芸品的な硯であるが、意匠が其れなりに面白い。
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