1-3 日本語環境の整備と英語環境の勧め
[1]日本語環境にするためには,以下の設定がまず必要である.Gretlを立ち上げて,
- ツール>設定>一般>で,言語設定をJapanese(ただし次の[2]を読む)
- ツール>設定>等幅フォントで,MS Gothicを選ぶ.
- ツール>設定>メニューフォントで,MS Gothicか、MicroSoft Sans Serifを選ぶ.
- Gretl再起動
WindowsOSの場合、
日本語のデフォルトではYu Mintyo(遊明朝)が多いが、文字化けすることが多々ある。
MicroSoft系のものなら、文字化けしない確率が高い。
それでも文字化けするときは、言語設定をEnglishにして、英語でGretlを操作するしかない。
そういうわけで、
(注)[2]上記1での言語設定は、Englishにすべき(上記の2〜3の作業ではCourier Newなどの英語フォントを選ぶと良い)
理由は以下。
- 上記の文字化け以外でも、MLEや単位根検定などでの繰り返し回数の表示で、
日本語表記だと%d回のように表記されることがほとんどである。
英語なら数値が正しく表示される。
- 回帰分析でも日本語表記にすると、(すべて英語になるはずの)回帰分析表の下側部分に一部だけ日本語がでてくることがある。
- 分析を行いたいときに、ボタンが押せない状態になるときがある。英語表記なら、このようなことはあまり起こらない。
起こってしまったら、PCを再起動してみる
それでもだめでも、対話形式やバッチ形式などのGretlコンソールを用いたCUIなら、作業可能。
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