ドキュメントサービス

クラウドを利用するドキュメントサービスは、ファイルシェア機能を使い複数の人々と協同して文書作成などの作業分担と相互チェックを可能にするネットワークの本質的利用の1つだ(仕事では同時にカレンダー情報も共有して工程管理も併用するのが一般的)。 ローカルの端末(パソコンやモバイルデバイス)にドキュメント処理のための専用アプリケーションが不要であることが大きなメリットとして挙げられる。

こうしたドキュメントサービスは、従来は豊富な資材が投入できる一部の企業内システムとして存在していた。今日、個人レベルでしかも無料で利用できることの意味は想像以上に大きい(GoogleやMicrosoftでは企業向けのエンタプライズサービスとしてのドキュメントサービスも用意している)。 しいていえば、大企業も中小企業や個人でのネットワークインフラがほぼ同等になった時代を迎えたということだ。 したがって、ドキュメントサービスをいかに上手く活用できるかが今日の「仕事力」の一部をなすという位置づけになっていることをよく考えることが不可欠だ。

OneDriveで作成したMicrosoft形式したOfficeファイルはGoogleDocsにおいても編集可能でありGoogle Driveに同期保存される。 それぞれの特長を理解して工夫して利用するとMicrosoftとGoogleによるクラウドサービスには相互運用性(interoperability)がある。 これらはAppleのiCloudとは直接的な相互運用性はないか、iWorksの各アプリケーション(Pages、Numbers, Keynotem)の他書式の読み込み・書き出し機能を使って相互利用が可能になる。

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