第5回 絶対参照とは?




今回の内容
  1. 絶対参照とは?

  2. 練習

    (準備)提出用ファイルのコピーとファイル名の変更
    1. Yドライブ→先生→O_小野勇→配付 フォルダにある mondai5(mondai5.xlsx)をコピーし、Zドライブ→経済データ分析入門 フォルダに貼り付ける。

    2. 貼り付けたファイルのファイル名を、提出ファイル名 s18124xx-5 (s18124xxx-5.xlsx)に変更する。





1.絶対参照とは?
  1. 数式をオートフィルするとき、数式に含まれるセルの行番号(右方向にオートフィルする場合は列アルファベット)が自動的に変更される(相対参照)。

  2. これは、ありがたい機能だが、「余計なお世話」ということもある。

  3. そんなときの救世主が絶対参照。絶対参照にすると、オートフィルをしても行番号(右方向なら列アルファベット)が固定される。

  4. 数式中のセルを絶対参照にするには、F4キーを使うと便利。F4キーを押すと、押すたびに次のように変化する。

    D1 → $D$1 → D$1 → $D1 → D1


     ●行番号を固定するときは、F4を2回押して D$1 のように行番号の前に $ が入るようにする。(大部分はこれ)

     ●列アルファベットを固定するときは、F4を3回押して $D1 のようにする。

     ●行番号も列アルファベットも固定するときは、F4を1回押して $D$1 のようにする。

    一般的には、「$D$1」しか使えない人がとても多い(←絶対参照をよくわかっていない)。



  5. 絶対参照を使った場合は、Ctrl + Shift + @ で、表示を数式に切り替えて、正しい参照ができているか必ず確認すること。



2.練習
  1. Sheet1 に指定された計算を行うこと。

  2. 「関東」ファイルを開き、 関東地方全体に対する各都県の人口の割合(G2〜G8)、世帯数の割合(H2〜H8)、面積の割合(I2〜I8)を求めよ。 また、セルの書式設定により指定された形式に変更せよ。



  3. 提出ファイル(s18124xxx-5.xlsx)の Sheet2 の「1920年人口に対する割合」を計算せよ。



  4. 提出ファイル(s18124xxx-5.xlsx)の Sheet3 は、元利合計が年利率と年数によってどのように変化するか示す表である。 この場合は、$ の位置を使い分ける必要がある。ここまでできれば、Excel数式はほぼ完璧。



3.問題
  1. 提出ファイル(s18124xxx-5.xlsx)の Sheet4 を解き、提出すること。