第7回 グラフを作成してみる(2)数値軸−数値軸のグラフ




今回の内容
  1. エクセルのグラフ

  2. 項目軸−数値軸グラフの練習

  3. 課題





1.エクセルのグラフ(復習)

 エクセルのグラフには、項目軸−数値軸のグラフと、数値軸−数値軸のグラフがある。

  1. 項目軸−数値軸のグラフ
    棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなど、1種類(1系統)の数値データがあればグラフ化できるものである。

  2. 数値軸−数値軸のグラフ
    横軸と縦軸の座標に従ってプロットするもので、2種類(2系統)の数値データがないとグラフ化できない。 エクセルでは、「散布図」と呼んでいる。数学や理科で使うほとんどのグラフはこれである。




2.関数のグラフ

(準備)提出用ファイルのコピーとファイル名の変更
1. Yドライブ→先生→O_小野勇→配付 フォルダにある mondai7(mondai7.xlsx)をコピーし、Zドライブ→経済データ分析入門 フォルダに貼り付ける。

2. 貼り付けたファイルの、ファイル名を、提出ファイル名 s18124xx-7 (s18124xxx-7.xlsx)に変更する。

  1. Sheet1で、Xの値を0.1, 0.2, … 10.0まで記入する。

  2. 常用対数の計算をする

  3. A4〜B103をドラッグで選択し、挿入→グラフ→散布図→散布図(平滑線)を選ぶ。
    関数のグラフでは、マーカーを描かない。

  4. グラフを調整する





3.散布図

人口と医師数のように、2つの数量の間に関係があるかどうか調べるには、散布図を利用する。

  1. C3〜D50をドラッグで選択し、挿入→グラフ→散布図→散布図を選ぶ。
    この場合、線で結んではいけない。

  2. グラフを調整する


データラベルを追加すると、プロットされた各点に都道府県名を追加することができる。 主要なものだけを選ぶには、表示させるラベルを別セルに用意する。 次回学ぶ「データベース機能」などを利用して不要なものをクリアする。