ギャラリー解説

書画

松堂大岡恭通 、行草書七律(江戸時代、AD1797〜1875)

紙本肉筆・・縦133cm、横61cm

「松堂」の下に、陰刻「大岡恭印」と陽刻「士禮」の落款が

押されている。大岡松堂は近江の人で、名は恭通、字は

士禮 、号を松堂と称し、代々右中と名乗った儒医大岡遑

處の長男で、医術に長じた文人儒者として名高く、漢詩を

得意として、小野湖山の師でもある。尚、38歳で夭折した

弟の大岡栗斎も、儒者として名高い。


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