ギャラリー解説

書画

栗齋大岡寛通 、草書七律(江戸時代、AD1799〜1836)

紙本肉筆・・縦125cm、横58cm

「栗齋大岡寛」の下に、陰刻「大岡寛印」と陽刻「士栗」

の落款が有る。大岡栗齋は近江の人で、名は寛通 、

字は士栗・廉平、号を栗斎・笙洲などと称し、秦滄浪の

門に学んだ儒者で、古注学を奉じているが、三十八歳

の若さで死去している。尚、二歳違いの兄が、文人儒

者として名高い大岡松堂である。


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