ギャラリー解説

書画

木堂犬養毅、行書五絶(近代、AD1855〜1932)

紙本肉筆・・縦135cm、横35cm

「木堂毅」の下に、陽刻「犬養毅印」と陰刻「木

翁」の落款が押されている。犬養木堂は備中の

人で、名は毅、号を木堂と称し、二松学舎や慶

應義塾に学び、報知新聞の記者から政界に転

じ、第一回衆議院議員選挙から18回連続当選

し、第29代内閣総理大臣となり、5・15事件で

凶弾に倒れた政治家で、尾崎愕堂と共に「憲政

の神様」と称されている。亦彼は、漢学振興の

為の「大東文化協会」設立の第1回協議会参

加者である。


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