ギャラリー解説
書画
木齋白井周善、行書七絶(江戸時代、AD1750〜1850) |
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紙本肉筆・・縦134cm、横56cm 「紀周善」の下に、陰刻回印「紀周善印」と陰刻「賓卿 氏」の落款が押されている。白井木齋は京の人で、本 姓は紀氏、名は周善、通称は元輔、字は賓卿、号を木 斎・抽園などと称し、大聖寺宮に仕えた医師であるが、 父白井赤水と同様に詩文や書を善くし、能書家としても 知られている。生卒年代は不明であるが、恐らく1780 年代から1790年代にかけての生まれであろう。尚、 『平安人物志』の天保九年や嘉永五年版に、その名が 見られる。 |