ギャラリー解説

書画

浩然坂本直大、扇面行書十四字(江戸時代、AD1800〜1853)

紙本肉筆・・縦17.3cm、横43.4cm

「浩然直」の下に、陰刻「浩然之印」と陽刻「??」の落款が押されている。坂本

浩然は紀州の人で、名は直大、号を浩然・浩雪などと称し、本草学者の紀州藩

医であるが、むしろ植物画家として知られている。本品は、坂本浩然の書と措

定したが、或いは能書家の僧であった釈道本の書の師である、京の知積院の

浩雪院釈浩然香邨居士かもしれない。


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