草庵池田緝、行草書十四字（幕末維新、AD1813〜1878）

紙本肉筆・・縦124cm、横28cm

「草庵」の下に、陰刻「池田緝印」と陽刻「子敬氏」の落款

が押されている。池田草庵は但馬の人で、名は緝、字は

子敬、号を草庵と称し、業を佐藤一斎に受けて豊岡藩に

仕え、郷里に青谿書院を建てて門弟に教授し、その人柄

から「但馬聖人」と称された儒者である。