ギャラリー解説
書画
梧樓那珂通高、行草書七絶(幕末維新、AD1827〜1879)
紙本肉筆・・縦109cm、横24cm
「梧樓」の下に、陰刻「國學教授」と陽刻「居渚通高」の落
款が押されている。那珂梧樓は大館の人で、名は通高、
字は蘇隠、号を梧樓と称し、盛岡藩儒医の子であるが、
江戸に出て安積艮斎に師事し、次いで京に赴き森田節
斎に学び、更に広島藩儒坂井虎山に学び、江戸に帰っ
て講説に従事した後、盛岡藩の儒臣となった儒者で、明
治の東洋学者那珂通世の父である。
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