ギャラリー解説

書画

蛻巌梁田邦美、行草書五絶(江戸時代、AD1672〜1757)

紙本肉筆・・縦61cm、横28cm

「蛻翁八十五題并書」の下に、陽陰刻下駄印「蛻翁」の落

款が押されている。梁田蛻巌は江戸の人で、名は邦美・

彦邦、字は景鸞、号を蛻巌・龜毛などと称し、十一歳で人

見鶴山に学び、山崎闇斎の学を慕い、新井白石にも教

えを受け、室鳩巣らと交わり、朱子学を主として仏典・神

道にも通じ、詩を善くした儒者で、明石藩に仕え儒臣とな

っている。


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