ギャラリー解説
書画
藤陰林董、行書七絶(近代、AD1850〜1913) |
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絖本肉筆・・縦131cm、横34.7cm 「林董」下に、陽刻「藤陰」と陰刻「林董之章」 の落款が押されている。林藤陰は下総の人 で、名は董、号を藤陰と称し、佐倉藩の蘭医 佐藤泰然の子で、幕府御典医林洞海の養子 となり、幕府の留学生として英国に学び、帰 国して榎本武揚に身を投じ、函館戦争に参 加するが、敗戦後は香川や兵庫の県知事、 英国や露国の公使、外務や逓信の各大臣な どを歴任した政治家である。 |