ギャラリー解説

書画

啓齋望月武然、草書十四字(江戸時代、AD1720〜1803)

紙本肉筆・・縦89cm、横28cm

「方壺山人」の下に、陽刻「方壺山人」の落款が押されて

いる。望月啓齋は京の人で、名は武然・源明、字は明一

・知常、号を啓斎・雪下庵・方壺山人・六浦釣徒などと称

し、書を細井広沢に学んで篆刻を業とし、俳諧を机墨庵

宋屋に学び、蕪村や太祇らと交遊し、篆刻家兼書家にし

て俳人と言う文人で、『平安人物志』の明和5年版には篆

刻家で、安永4年版には書家と篆刻家で、天明2年版に

は篆刻家と書家で、それぞれ記載されている。


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