ギャラリー解説
書画
春湖安本孝和、篆書五絶(近代、AD1872〜1930) |
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絹本肉筆・・縦125.5cm、横34cm 「春湖孝書」の下に、陰刻「安本孝和」と陽刻「子 温」の落款が押されている。安本春湖は東京の人 で、名は孝和、字は子温、号を春湖・知足庵など と称し、曾祖父以来三代に渉って能書家として知 れらた家に生まれ、その家学を受けて幼少より書 を学び、更に西川春洞の門に入って研鑽を積み、 各書体を善くして巧緻な書風を以って知られた書 家で、『篆書体字典』『篆書小字典』等の本を公刊 している。 |