ギャラリー解説

書画

半嶺中根聞、隷書七絶(幕末維新、AD1831〜1914)

紙本肉筆・・縦138.8cm、横31.6cm

「半嶺僊史聞」の署名が有る。中根半嶺は江戸の人

で、名は聞、字は公升、号を半嶺と称し、越後高田

藩の藩医であったが、江戸に出て名声を得た書家

でもあった父中根半仙に、家学を受けて医学・詩書

・篆刻を学び、次いで卷菱湖の門に入って曹全碑を

習ってその妙を得、名声一時に揚がり、日本書道会

の創立に尽力した書家で、隷書と篆刻を得意とし詩

も善くしている。


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