ギャラリー解説

書画

雲鵬龜田英、隷書十四字(近代、AD1858〜1942)

絹本肉筆・・縦122cm、横35cm

「七十九翁雲鵬居士書」の下に、陰刻「雲鵬」と陽

刻「龜田英印」の落款が押されている。龜田雲鵬

は江戸の人で、名は英、字は之彦、号を雲鵬と称

し、幕末関宿藩の儒臣であった亀田鶯の子で、

儒者にして画家兼書家であり、江戸後期の

鵬斎(曾祖父)・亀田綾瀬(祖父)・鶯谷(父)と四

代に渉って続く儒家の家でもある。尚、目黒の瀧

泉寺に有る野村宗十郎の銅像銘は、雲鵬が揮毫

したものである。


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