ギャラリー解説
書画
海屋貫名苞、行書七絶(江戸時代、AD1778〜1863)
紙本肉筆・・縦27cm、横18.5cm
「苞」の下に陰刻「樂絲居」の落款が押されている。
貫名海屋は阿波の人で、名は苞、字は子善・君茂、
号を海屋・菘翁・林屋・海客・海仙・摘菘・方竹・苞竹
などと称し、漢学を中井竹山に、詩文を矢上快雨に
学んで懐徳堂の塾頭となり、後に京で家塾静須塾を
開いて講説に従事した儒者で、特に書・画に長じ、
幕末三筆(市河米庵・卷菱湖)の一人である。
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