ギャラリー解説

書画

杉園小杉榲邨、和文(幕末維新、AD1835〜1910)

絹本肉筆・・縦38cm、横35cm

「榲邨」の下に、陰刻「杉園」の落款が押されてい

る。小杉杉園は阿波の人で、名は榲邨、号を杉

園と称し、阿波藩の藩士として藩校で漢学を学ん

だ後、国学の池邊真榛に師事し、江戸に出て村

田春野や小中村清矩らと交わり、藩命に因り地

誌の編集や典籍の講義を行い、維新後は文部省

で『古事類苑』の編集に従事し、また東京帝大で

国文を講じた国学者である。


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