ギャラリー解説

書画

菱澤卷大成、行書七絶(幕末維新、AD1800〜1899)

紙本肉筆・・縦137cm、横40cm

「菱澤書」の下に、陰刻「卷氏大成」と陽刻「菱澤」の

落款が押されている。卷菱澤は、名は大成、号を菱

澤と称し、幕末三筆の一人である卷菱湖の実子で

40代で死去した卷鴎洲(1824〜1869)の養子と

なり、幕末から明治にかけて活躍して『新撰商売往

来』『草書消息往来』(明治14年)や『行書消息往来

』(明治16年)等を公刊し書家であるが、生卒等は

不詳である。


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