ギャラリー解説
書画
雨田島地黙雷、行草書七絶(近代、AD1838〜1911)
紙本肉筆・・縦134.5cm、横32.5cm
「雨田逸史」の下に、陰刻回印「釋黙雷印」と陽刻「
益溪」の落款が押されている。島地雨田は周防の人
で、法名は黙雷、号を雨田・益溪・北峰・六々道人な
どと称し、萩で大洲鉄然と真宗の信徒を教育し、京
都で赤松連城らと西本願寺の改革を建白し、岩倉
使節団の一員として欧州や印度を訪ね、信教の自
由と仏教の再生に尽力した、真宗の高僧である。
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