ギャラリー解説
書画
麦秋駒井徳三、行書七字對(近代、AD1885〜1961) |
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紙本肉筆・・縦142.5cm、横39.5cm 「麦秋」の下に、陰刻「駒井徳三」と陽刻「麦秋」の落 款が押されている。駒井麦秋は滋賀の人で、名は 徳三、号を麦秋と称し、杉浦重剛の塾に学んで中国 に関心を持ち、東北帝大卒業後に満鉄に入社し、そ の後郭松齡の満洲独立運動に参加し、満州国が建 国されると初代国務院総務長官に就任し、次いで参 議府参議となった官僚であるが、宝塚には私塾康 徳学院も開校しており、戦後は実業界に身を置いて いる。尚、彼は「ジンギスカン鍋」の命名者としても知 られている。 |