ギャラリー解説

書画

櫻泉小牧(松)昌業、行書七絶(近代、AD1843〜1922)

紙本肉筆・・縦134cm、横42.3cm

「桜泉昌業」の下に、陰刻「小牧昌業」と陽刻「偉卿」の

落款が押されている。小牧(松)櫻泉は薩摩の人で、

名は昌業、字は偉卿、号を桜泉と称し、薩摩藩士小牧

良助の次男で、塩谷宕陰向山黄邨に学んで造士館

教員となり、維新後は内閣書記官長・帝室博物館長・

奈良県知事等を歴任後、貴族院議員となり大正天皇

に漢学を進講し、宮中顧問官にも任ぜられた文学博

士の漢学者である。


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