ギャラリー解説

書画

二峰高林信好、和歌(幕末維新、AD1819〜1897)

絖本肉筆・・縦100cm、横35cm

「七十七翁二峰高林信好謹書」の下に、陰刻「高

林」と陽刻「多印」の落款が押されている。高林二

峰は上野の人で、名は信好、通称は多四郎、字

は子述、号を二峰と称し、幼くして父を喪うが書を

志し、母の没後に江戸に出て卷菱湖に学ぼうとす

るも菱湖も既に没し、因って古法帖を研究して独

学で一家を成した書家で、高林五峰の父である。


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