ギャラリー解説
書画
可庵中島錫胤、行草書七絶(幕末維新、AD1830〜1905) |
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紙本肉筆・・縦29.3cm、横21.5cm 「竹雨?人」の下に、陰陽下駄印刻「錫胤求卿」の落款が 押されている。中島可庵は阿波の人で、名は錫胤、字は 求卿、号を可庵・無外・竹雨などと称し、初め岩本贅庵ら に漢学を学び、次いで京の中島棕隠の門に学んで棕隠 の養子となり、水戸の儒官に招かれた儒者で、勤王の志 が厚く文久三年の京の足利木像事件に関与して幕吏に 追われ、阿波藩邸内に捕らえられるが、維新後は兵庫・ 山梨等の県知事を歴任している。 |