ギャラリー解説
書画
玉山岩城處厚、楷書七律(幕末維新、AD1835〜1906)
絹本肉筆・・縦134cm、横57cm
「玉山」の下に、陰刻の「處厚之印」と陽刻「嘯月樓主」
の落款が押されている。岩城玉山は越中の人で、名
は処厚、字は三龍、号を玉山と称し、京の上賀茂神社
神官で従四位上甲斐守書博士であった岡本慶恪(江
戸後期の書家岡本修正斎の子で、岡本方円斎の孫に
当たり、名は保誠、18101〜882)の門に学んだ書
家で、幕末から明治にかけて活躍している。
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