ギャラリー解説

書画

藍城赤星暈、行書文(近代、AD1857〜1937)

紙本肉筆・・縦136cm、横50cm

「藍城星暈」の下に、陰刻「暈字子宗」と陽刻

「藍城」の落款が押されている。赤星藍城は

陸奥の人で、名は暈、字は子宗、号を藍城と

称し、東京帝大卒業後に秋田の大曲に内科

医院を開業するが、日下部鳴鶴の六朝風書

道に共鳴し、書道研究会斗南会を発足させ

て秋田書壇で活躍し、比田井天来をして「地

方の三筆」と賞嘆させた医師の書家である。


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