ギャラリー解説

書画

惺齋神林千次郎、行書七絶(幕末維新、AD1815〜1873)

紙本肉筆・・縦125cm、横27cm

「惺齋」の下に、陰刻「?卿??」の落款が押されている

。神林惺齋は磐城の人で、名は??、通称は千次郎、字

は?卿、号を惺斎と称し、平藩の藩儒神林復所(1795〜

1880)の子で、明治の漢学者大須賀イン軒(1841〜1912)

の兄に当たり、江戸に出て学を安積艮斎に学び、平藩に

仕えて藩校佑賢堂の教授を務め、書にも堪能であった儒

者で、明治の漢詩人天田愚庵(1854〜1904)の漢学の師

でもある。


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