ギャラリー解説

書画

泊堂川上愿、隷書四字(近代、AD1849〜192?)

紙本肉筆・・縦134cm、横32cm

「泊堂川愿敬書」の下に、陰刻「川上愿」と陽刻

「次恭」の落款が押されている。川上泊堂は大

阪の人で、名は愿、字は次恭、号を泊堂・靜修

亭などと称し、初め書を呉策に就いて学び、次

いで落合双石村田海石らに学び、また経書

や詩文を高木翠風に受け、更に剣も河田里鳳

斎らに就いて一刀流を究め、書を以って生業と

した、書家にして漢学者である。


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