ギャラリー解説

書画

蜂城古屋希真、行書五字(江戸時代、AD1763〜1852)

紙本肉筆・・縦127cm、横29.8cm

「八十五翁蜂城伴希真」の下に、陰刻「甲斐蜂城」と陽

刻「希真之印」の落款が押されている。古屋蜂城は甲

斐の人で、名は希真、字は修之、号を蜂城と称し、山

崎闇斎の弟子三宅尚斎の孫弟子、つまり加賀美櫻塢

の弟子と言う、崎門学派の儒者であるが、書を会津藩

の糟谷磐梯に学んだ能書家でもあり、垂加流神道系

志村天目の三弟で、国学を本居宣長に学んだ三枝

守瓶の弟でもある。


[ギャラリー一覧へ戻る]