ギャラリー解説

書画

端山楠本後覺、行書文(幕末維新、AD1828〜1883)

紙本肉筆・・縦114cm、横30cm

「端山」の下に、陰刻「後覺」と陽刻「伯暁」の落款が

押されている。楠本端山は肥前の人で、名は後覺、

字は伯暁、号を端山・悔堂などと称し、初め平戸藩

校維新館で佐々鵲巣や葉山高行らに学び、江戸に

出て佐藤一斎・吉村秋陽・大橋訥庵・月田蒙斎らに

学び、帰藩して維新館教授兼侍講を務め、維新後

は私塾鳳鳴書院を開き、弟碩水と共に子弟の教育

に従事した崎門学派の儒者である。


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