ギャラリー解説

書画

蘭臺中村蘇香(初世)、篆刻三種(近代、AD1856〜1915)

右・・縦2.2cm、横2.5cm、中・・縦2.6cm、横1.7cm、左・・縦2.3cm、横2.4cm

中村蘭臺(初世)は会津の人で、本姓は須藤氏、名は蘇香、字は伯表、号を蘭台と称し、

会津藩士の三男で江戸の浅草の船問屋の養子となり中村姓を名乗り、篆刻の法を高田緑

雲に学び、次いで清朝の徐三庚の作品に学び、河井セン(草冠+全)廬や山田寒山らと丁

未印社を設立した篆刻家である。本品は、書家諸井春氏の為に刻された品で、実際に

氏の書幅に使用されている。


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