ギャラリー解説

書画

高陽宮城欽、行書七絶(幕末維新、AD1820〜1898)

紙本肉筆・・縦124.5cm、横49.5cm

「破月逸人」の下に、陽刻「欽印」と陰刻「號高陽」の

落款が押されている。宮城高陽は会津の人で、名

は欽・盛至、字は敬止、号を高陽・破月・此花園など

と称し、初め若松で文武の道を修め、江戸の昌平黌

に入って古賀トウ庵に学び、次いで高久靄崖に南画

を、相馬素哉に垂加神道を学び、詩・書・画・和歌を

能くした儒者である。


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