ギャラリー解説

書画

蜂城古屋希真、行草書十六字(江戸時代、AD1763〜1852)

絹本肉筆・・縦114cm、横42cm

「天保己亥孟秋曝書日 七十七翁蜂城伴希真書」の下に、

陽刻「蜂城」と陰刻回印「伴希真印」の落款が押されている

。古屋蜂城は甲斐の人で、名は希真、字は修之、号を蜂城

と称し、山崎闇斎の弟子三宅尚斎の孫弟子、つまり加賀美

櫻塢の弟子と言う、崎門学派の儒者であるが、書を会津藩

の糟谷磐梯に学んだ能書家でもあり、垂加流神道系の

村天目の三弟で、国学を本居宣長に学んだ三枝守瓶の弟

でもある。


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