ギャラリー解説

書画

秋琴浦上遜、行書五絶(江戸時代、AD1785〜1871)

紙本肉筆・・縦26.1cm、横17.8cm

「函根溪楼所見 秋琴」の下に、陰刻「長松幹」と陽

刻「秋琴山人」の落款が押されている。浦上秋琴は

備前の人で、名は遜、号を秋琴と称し、江戸後期の

画家浦上玉堂の次子で、京で糸竹に長じた画家と

して名を馳せた後、父に伴われて会津に遊び、その

まま会津藩に仕えて音楽御用を勤めた画家である。

尚、浦上春琴は実兄である。


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