ギャラリー解説

書画

春水頼惟完、草書五絶(江戸時代、AD1746〜1816)

紙本肉筆・・縦132cm、横49cm

「對畫蘭」の下に、陰刻「藝藩教授」と陰刻回印の「

頼惟完印」の落款が押されている。頼春水は安芸の

人で、名は惟完・惟寛、字は伯栗・千秋、号を春水・

拙巣・霞崖などと称し、初め塩谷鳳洲に従学し、次

いで大阪の片山北海の混沌社に入門して管茶山・

篠崎小竹らと親交を結び、更に尾藤二洲・古賀精里

らと朱子学を講究し、広島藩(藝州)の儒員となった

儒者で、頼山陽の父である。彼は、頼氏三兄弟(

春草)の長兄である。


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