ギャラリー解説

書画

容堂山内豊信、行書七絶(幕末維新、AD1827〜1872)

紙本肉筆・・縦27.8cm、横30.5cm

「中秋」の下に陰刻「豊信」と「字篤卿」の落款が押されている。山内容

堂は土佐の第十五代藩主で、名は豊信、字は篤卿、号を容堂と称し、

漢詩を箕浦万次郎に、文章を松岡毅軒に学んだ文人大名で、酒と詩を

愛して自ら鯨海酔侯とも称し、漢詩人としても有名であるが、江戸幕府

に公武合体を勧め、幕末の四賢侯(松平慶永・島津斉彬・伊達宗城・山

内豊信)の一人とも称されている。


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