ギャラリー解説

書画

天山栗栖靖、楷書文(江戸時代、AD1841〜1866)

紙本肉筆・・縦41cm、横27cm

栗栖天山は岩国の人で、名は靖、号を天山と称し、

幕末の志士で、精義隊を創設して柱島に流罪となる

が、島を抜け出し所思を訴えて自決した人である。吉

香神社境内には、当時の志士の「三士誠忠碑」が有

る。「三士」とは、天山の他に、東沢瀉・南部五竹の

二人である。本品は、「儒生俗吏不知時務論」と名付

けられた自筆原稿である。


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