論文では参考文献の明示は必須です。これをHTMLで表示する場合は、いろいろな方法があります。例えば、<table></table>を使って表にしても構いませんし、<ul></ul>で箇条書きにする方法もあります。
<table summary="参考文献表">
<tr>
<td>『冬のソナタ 秘密日記』</td>
<td>ユン・ソクホ 著</td>
<td>TOKIMEKIパブリッシング</td>
</tr>
<tr>
<td>『冬ソナの謎』</td>
<td>「冬のソナタ」の謎解明委員会 著</td>
<td>幻冬舎</td>
</tr>
<table>
<ul>
<li>『冬のソナタ 秘密日記』 ユン・ソクホ著 TOKIMEKIパブリッシング</li>
<li>『冬ソナの謎』 「冬のソナタ」の謎解明委員会著 幻冬舎</li>
</ul>
この他にも書き方はあると思いますが、表かリストにするのが適当ではないかと思います。
自分の書いた論文への責任と正当な権利主張のため、著者名を記述しましょう。一般的に、著作権情報は<address></address>に記述します。実際には、作者、または管理者への連絡先を記述するのが正しいのですが、ゼミ論文ですから所属と氏名だけで問題ないでしょう。
<address>
大東文化大学 法学部 政治学科<br>
学籍番号xxxxxxxx<br>
××××
</address>
<br>は強制改行をするものです。論文に強制改行は必要ないはずなので使いませんでしたが、署名では使った方が分かりやすいと思ったので使いました。
何か忘れている項目がなければ、これで完成です。保存したファイルをWebブラウザで確認してみて下さい。苦心して作った論文が無機質なテキストページに変わってしまいガッカリする人もいるでしょう。でも、HTMLとはこういうものです。もし、文字の種類や大きさ、背景の色などを変えたければ、CSS(カスケード スタイル シート)を学ばなければいけません。
CSSは決して難しいものではなく、むしろ、非常に分かりやすいものです。しかし、「パソコンで何かを作るのは難しい」と思い込んでいる人にとっては、そのことは何の意味も持たないでしょう。
ここまでの参考例として、本ゼミ卒業生である三嶋啓仁さんの論文を使用させていただきます。これは、三嶋さんの論文をここまでの説明通りに書き出したもので、文章にはいっさい手は加えていません。もし違いがあれば、それは過失によるものですのでご報告下ください。また、レイアウトについても可能な限り再現しました。(100パーセント同じものを作ることも可能ですが、HTMLが複雑になるため行いません。)
上の二つのソースを見比べれば、自分で書き出すことによって、いかに簡略化されるかが分かると思います。
*ここまでで未使用だったタグを数種類使用していますが、これは元の論文の形式を再現するために使用しました。