ギャラリー解説

書画

二洲尾藤孝肇、行書十四字(江戸時代、AD1745〜1813)

紙本肉筆・・縦122.5cm、横28cm

「二洲書」の下に、陰刻「網意所如」の落款が押されてい

る。尾藤二洲は伊予の人で、名は孝肇、字は志尹、号を

二洲・約山・静寄軒・流水斎などと称し、幼時より作文を

好み、24歳で大阪に出て片山北海に師事し、頼春水や

中井竹山・履軒兄弟らと交わり、抜擢されて幕府儒官と

なった儒者で、寛政の三博士(柴野栗山古賀精里)の

一人である。


[ギャラリー一覧へ戻る]