ギャラリー解説
書画
精里古賀樸、行書七律(江戸時代、AD1750〜1817)
紙本肉筆・・縦31cm、横29cm
「樸」の下に陰刻「古賀樸」と「淳風氏」の落款が押されて
いる。古賀精里は肥前の人で、名は樸、字は淳風、号を
精里と称し、初めは陽明学を学び、京に遊学して福井小
車に朱子学を学び、更に西依成斎の門に入って闇斎学
を学び、大阪で講説に従事した後、帰郷して藩校弘道館
の教授となり、幕府に抜擢されて昌平黌の儒官となった
儒者で、寛政の三博士(柴野栗山・尾藤二洲)の一人で
ある。文面には管茶山の名が見える。
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