ギャラリー解説

書画

海舟勝義邦、草書五絶(幕末維新、AD1823〜1899)

紙本肉筆・・縦cm、横cm

「海舟勝安房」の下に、陽刻丸印「海舟」と陰刻「物

部義邦」の落款が押されている。勝海舟は江戸の人

で、名は義邦・安芳、号を海舟と称し、旗本勝小吉

の長男で、剣術を島田虎之助に、蘭学を永井青崖

に学び、幕府の軍艦奉行などを務め、江戸無血開

城に尽力した幕臣で、維新後は海軍卿や枢密顧問

官などを歴任しており、幕末三舟(泥舟鐵舟)の一

人である。尚、本品の印象は、一重丸印の「海舟」と

縦長の「物部義邦」とである。


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