ギャラリー解説
書画
傳・甲東大久保利通、草書七絶(幕末維新、AD1830〜1878) |
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紙本肉筆・・縦135cm、横60cm 「甲東」の下に、陰刻「藤原利通」と陽刻「甲塘」の落款が押さ れている。大久保甲東は薩摩の人で、自らは藤原氏の出と 言い、名は利通、号を甲東(塘)と称し、嘉永三年の「お由羅 騒動」で連座の謹慎処分を受けるが、許されて復職後は討 幕運動に奔走し、維新後は征韓論で西郷らと対立し、西南 戦争では政府軍を指揮した人で、維新の三傑(西郷隆盛・ 木戸孝允)の一人である。 |