ギャラリー解説
書画
十竹山田浩 、行書七絶(近代、AD1837〜1905)
紙本肉筆・・縦126cm、横28.5cm
「山田養吉浩」の下に、陰刻「山田浩印」と陽刻
「養吉氏」の落款が押されている。山田十竹は
安芸の人で、名は浩、字は養吉、号を十竹と称
し、広島藩学問所で坂井虎山や金子霜山らに
学んで16才で藩校句読師となり、更に江戸に
出て若山勿堂や古賀茶溪らに従学し、慶応3年
に藩校修道館教授となり、維新後は海軍兵学
校教官や、明治16年に浅野家より経営を引き
継いだ修道学校初代校長等を務めた儒者で、
その学は広く和・漢・洋に通じて特に詩文に長じ
ている。
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