ギャラリー解説
書画
海石村田壽、楷書漢詩原稿(幕末維新、AD1835〜1912)
紙本肉筆・・縦21.3cm、横30.4cm
村田海石は大阪の人で、名は寿、字は楽山、号を海石と称し、書を萩原秋巌
に学び、独特な書風を立てて一家を成した書家で、その門人に玉木愛石や西
脇呉石らがいる。本品は、「養素菴」と印刷された用紙に書かれた漢詩原稿で
、海石の雑記の一頁を勝海舟より送られた、との識語が息子の村田圭史に因
って、軸外に書かれている。
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