ギャラリー解説
書画
約庵大野猷 、草書五律(江戸時代、AD1788〜1864)
紙本肉筆・・縦128cm、横30.9cm
「約庵」の下に、陰刻「約庵猷」と陽刻「字美徽」の落
款が押れている。大野約庵は伊予の人で、名は猷、
字は美徽、号を約庵と称し、松山藩の藩士で漢学と
書を頼春水・頼山陽父子に学び、更に晋唐の遺墨を
研究して名を成した書家で、佐藤一斎の推挙に因っ
て高輪泉岳寺楼門の篇額を揮毫している。
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